みっつばーの社会科準備室

好きなことを好きなように書きます

キタカミとヒスイ ~ガチグマと見る作品間のかかわりとは~

こんにちはこんばんは、みっつばーです。このブログに少しでも興味を持ってくれて、ありがとうございます。

 

実は2024年最初の記事になります。本当は昨年の年末に投稿する予定でしたが、卒業論文に追われすぎており、気づけば2月になっていました。のほほんと大学生でいられるのもあとわずかです。

 

前回の記事のおわりに、考察系をやると言っていたので今回は久しぶりにポケモンらしいネタを。メインテーマはスカーレット・バイオレットDLC『碧の仮面』の舞台、キタカミの里です。『青の円盤』じゃないんかい! …といった意見はいったん置いておきましょう。

今回の主役は鬼さまやキビキビの桃ではなく、こちらです。

もりのくまさん(こわい)

キタカミの里北部、「とこしえのもり」に現れる巨大な熊ポケモンガチグマです。ガチグマはレジェンズアルセウスにて登場し、リングマから進化する新たな進化ポケモンでした。進化前のヒメグマリングマはおそらく本州に生息するツキノワグマをモチーフとしていましたが、ガチグマはヒスイ地方、すなわち北海道を舞台にしているということもありヒグマもモチーフとしている可能性が高いです。また、リングマよりも一回り以上大きな身体になったせいか、二足歩行から四足歩行になり、「でいたんポケモン」という名前の通り身体の多くが泥・炭に覆われています。

三日月→月輪→満月 となっているのはどのような意味が込められているのでしょうか。

しかし、これらはあくまでも通常のガチグマについての記述になります。スカーレット・バイオレットにて、キタカミの里に現れたガチグマはアカツキと呼ばれる特殊な個体であり、通常のガチグマとは異なった特徴を有していることが伺えます。

図鑑説明。さらっと重要な記述がされています。

タイプこそ通常のガチグマと同じ、じめん・ノーマルのままですが、特性は“しんがん”という固有のものに変わっています。四足歩行だったのが、海を泳いだためか後ろ足が発達しており二足歩行になっています。表皮の色も、黒に近かった茶色が赤っぽく変色、そしてなにより額の月模様がその名の通り真っ赤に染まっています。サザレの話や図鑑の説明などから考えても、後天的ですがこれはガチグマのリージョンフォームと考えて相違ないでしょう。

ちなみにリージョンフォームについては以前の記事で詳しく記述しています。

ディグダとウミディグダ ~リージョンフォームとは異なる生態の可能性~ - みっつばーの社会科準備室 (hatenablog.com)

 

霧の濃い夜に現れる、とサザレの口から説明されていました。その容貌はアンデッド(行ける屍)のようにも感じられます。

そして、重要なのが、このガチグマはキタカミの里に最初から生息していたわけではなく、海を渡ってキタカミにやって来た、ということです。このことから、ヒスイ地方(シンオウ地方)とキタカミの里は地理的にさほど離れていないということが改めてわかります。元々、キタカミの里は現実世界の東北地方(おそらく岩手県北上市)がモデルとなっていることが示唆されていたため、北海道がモデルのヒスイ地方と距離がそう遠くないというのも納得できるでしょう。本来の生息域から離れ、海を渡って別の土地に流れ着く、ということは一見とても難しく思えますが、北海道の南端から青森県の北端までの距離であれば、天候や潮の流れ等の条件さえ満たせば現実世界のヒグマも海を泳いで渡ることが可能だそうです。

ゲーム本編でのアカツキとの戦闘イベントのBGMが、レジェンズアルセウスでの野生ポケモンとの戦闘時のものと同じものがわざわざ使用されていたことからも、ヒスイ~キタカミの距離感は近いということを裏付ける要素のひとつであり、ひょっとしたらジョウトカントーと同程度の近さかもしれません。

 

 

ここまでで、いくつかの疑問が生じたことでしょう。この記事では、おおまかに3つの疑問を提示します。

アカツキはなぜキタカミにやってきたのか

アカツキアカツキとなったのはなぜか

③なぜキタカミとヒスイ(シンオウ)との関連をストーリーに組み込む必要があったのか

 

 

まずは、①の疑問から考えていきましょう。

 

アカツキはなぜキタカミにやってきたのか」。

クマは本来、渡り鳥のように生息域や生活圏を超えた大規模な移動を行うことはめったにありません。ましてや、先ほど少し言及したように、海上を泳ぐことができるといっても陸上動物であるクマが海を越えてまでの長距離を移動すること自体、まず起こらない出来事です。つまり、ヒスイに住んでいたガチグマが海を越えるほどの「なにか」があった、ということに他なりません。

ベルはBW2でビジュアルが変わっていますが、2年もすれば女性は“変わる”ということでしょうか

ブラック2・ホワイト2において、主人公と話すベルのセリフで『(中略)…2ねんまえに くらべて ポケモンぶんぷも かわったみたいだから…』という発言をしています。

ここからは、ポケモンの生息域が比較的短期間で変化するのは、この世界ではたいして珍しくない、ということが読み取れます。ブラック・ホワイトとブラック2・ホワイト2をプレイした経験のある人であれば、これらの作品間でどの程度分布が変化しているのかがわかるかと思いますが、かなり異なっています。つまりは、このような大胆な分布変化も特別珍しくはない、ということなのです。それ故にポケモン図鑑は日々更新する必要があり、だから主人公たちポケモントレーナーは皆図鑑をもらっているということなのでしょう。ポケモンの分布が変わることは少なくないため、旅をするトレーナーたちの存在はそのフィールドワーカーにもなっているわけです。

「図鑑のデータ集めなんて強くなるためのツールでしかない……」

…ということは決してなく、リアルタイムのポケモンの分布調査という観点で大いに役立っていると言えます。

 

 

話を戻します。件のアカツキガチグマの海を越えた移動は、このような分布の変化に当てはまるのでしょうか。

 

結論から言うと、半々であると私は考えています。

考えられる可能性としてはおそらく2つです。

A:ヒスイ地方がシンオウ地方となる過程での、大規模な都市開発や環境破壊による分布の変化によるもの

B:後のアカツキ個体のガチグマ1匹だけが、なんらかの理由で移動しキタカミに辿り着いた

 

Aについては、現代のシンオウ地方が舞台であるダイヤモンド・パールにおいて、ガチグマは絶滅しており現代のリングマもガチグマへ進化できないことが理由として挙げられます。ガチグマ以外でも、オオニューラやハリーマンなどのヒスイポケモンは現代では絶滅している、というのが通説となっています。絶滅の理由については明らかになっているポケモンとなっていないポケモンがいるために定かではありませんが、ガチグマの絶滅理由が都市化による開発や自然破壊であればある程度辻褄が合います。

「でいたんポケモン」という分類に注目したとき、身体の多くが泥・炭に覆われているガチグマには、その泥炭が生存に不可欠なものであると仮定できます。19~20世紀の北海道では夕張地方を中心に豊富な石炭資源が存在しており、資源獲得のために多くの自然が破壊され、また、開発が進められていたという歴史があります。ガチグマが生きていくために必要な泥や炭がこのようにして徐々にシンオウの大地から無くなっていったのだとすれば、絶滅の理由としては十分であると考えられます。

集めるのが大変なアイテムでもある

リングマがガチグマへと進化するために必要なアイテム、ピートブロックも石炭であることから、石炭の減少や都市化による泥の減少は死活問題であると考えられます。現代でガチグマは絶滅しており、ヒメグマリングマは変わらず存在している理由は、後者は泥炭を必要としないことにあるのではないでしょうか。

 

ともあれ、このような要因からガチグマはヒスイから徐々に居なくなっていき、いずれ絶滅する筈でした。しかし、大きな環境の変化から生息域を離れ新天地を目指そうとするガチグマがいてもなんら不自然ではありません。生存の危機を感じ取ったガチグマたちによる、「ガチグマ」という種の分布変化、種としての大移動がこの時期に行われ、ヒスイからガチグマは姿を消した、とすればどうでしょう。そして、その個体1匹だけか、あるいは複数匹かは不明ですが、結果的にヒスイを離れキタカミに流れ着いた1匹が例のアカツキではないでしょうか。これが可能性Aです。

 

 

可能性Bは、Aよりもシンプルなものです。たまたまその1匹が、住処を追われるなりただ移動するなりした結果としてキタカミに流れ着いただけで、分布変化のような比較的大規模な種としての変化は起きてはいない、というものです。Aの可能性とも別に大きく離れてはいないですね。いやむしろAの延長とも考えられるでしょう。

しかし、それではわざわざ別の可能性としてAと分ける意味はなんだ?と感じた人もいらっしゃるのではないでしょうか。その理由は、ここからの内容は推測が多く入ったものになるためです。

 

その推測とは、「“アカツキ”は実はレジェンズアルセウスの主人公のライドガチグマであった」というものです。

上述したように、わざわざ1匹だけが本来の生存圏を離れることはまずイレギュラーであるというのが前提です。であれば、その1匹には相応のイレギュラーがあると考えることができます。「ガチグマ」をそこに当てはめて考えたときに、たしかに1匹、他のガチグマとは違うガチグマが存在します。

たれ目可愛い

そう、ライドガチグマです。

このガチグマはレジェンズアルセウス主人公のライドポケモンとして、嗅覚を武器に埋まっているアイテムを探すことができました。ガチグマのほか、アヤシシやイダイトウなどライドポケモンは明確に他の個体とは区別されているといえます。ひょっとしたら、アカツキはこのライドガチグマと同一個体なのではないでしょうか。

先ほど推測、と述べたように明確な根拠があるわけではないのでただの妄想になりますが、ライドガチグマは通常の個体とは異なりレジェンズアルセウス主人公に付き従う眷属のようにも見えます。仮にレジェンズアルセウスの世界が現代のおよそ100年ほど前の時間軸であると仮定すると、主人公がいなくなった後のガチグマはどうなったのでしょうか。かつて「シンオウさま」の加護を受け、古代の英雄が従えていた10匹のポケモンのうちの1匹であるこのポケモンであれば、他のポケモンよりも長寿であるとは考えられないでしょうか。やや苦しいこじつけかもしれませんが。主人公と別れ、役目を終えたその足で新天地を目指し旅立ったのかもしれません。

あるいは、このガチグマが若いうちにすでにキタカミに流れ着いた、という可能性も考えられます。辿り着いた場所である「とこしえのもり」という名前からは、ある種時間を超越したような雰囲気も感じられます。浦島太郎伝説の一説のように、とこしえのもりで過ごす時間はガチグマにとってはなんら変哲の無いものであったが、森の外ではとても長い年月が過ぎていた… という可能性はどうでしょう。アカツキとの戦闘イベントのBGMが、レジェンズアルセウスでの野生ポケモンとの戦闘時のものと同じものであるのは、このような理由だと考えることができるかもしれません。ガチグマにとっては、自分はヒスイ時代のポケモンですからBGMが変わるはずもありません。もしかしたら、アカツキが人間を襲うというのもヒスイ時代のポケモンの習性だから、ということかもしれません。ポケモンは怖い生き物です。

 

もしくは、長寿ということではなくタイムスリップ的な要素だとしたらどうでしょうか。

まどろみのもりの遭遇イベントです。もはや懐かしさがあります。


霧の濃い森の中、と聞いて連想されるのはソード・シールドのザシアン/ザマゼンタのイベントです。夢かうつつか、珍しいポケモンに出会うという体験は主人公ならではといえます。時空を超越することでヒスイ時代のポケモンであるガチグマに遭遇できた、という可能性も捨てきれません。

生前?のオーリム博士とてらす池で遭遇しました。

キタカミという土地のせいなのか、霧を介してオーリム博士は時空を超越し、現代の主人公と出会うことができました。とすれば、アカツキも主人公たちと同じ地続きの世界の住人ではないという可能性も十分にあり得ます。とこしえのもりが時空を超越した世界であるのか、キタカミの里がそのようなパワーを持っているのか、はたまたテラスタルのエネルギーが作用しているのかは不明ですが。

 

 

もうひとつ、考えられる可能性としては、主人公を探していた過程で別の土地にまでやってきた、というものです。ゲームシステム寄りの特徴とはいえ、ライドガチグマは鋭い嗅覚をもって探索を行うことができました。その嗅覚で何かを探していて、海を渡ってまで探し続けていたという可能性は考えられないでしょうか。

キャラデザ考えた人にいつかお礼を言いたいです

元々レジェンズアルセウス主人公は現代からアルセウスによって拉致されてヒスイ時代のシンオウにやってきていました。ストーリークリア後のことまではゲームでは描写されていませんでしたが、ストーリー終了後に主人公がアルセウスの力で現代に帰っていなければタイムパラドックスが起こり歴史が歪んでしまう(もともと主人公はその時代にはまだ産まれてすらいない人物である)ことを考えると、主人公は無事に現代に帰ることができたと考えて良いと思われます。そうなると、ライドガチグマにとっては主人が突然姿を消すことになり、どうにかして探そうとしたのではないでしょうか。その嗅覚を活かし、ヒスイ中を探し回ったはずです。しかし、もう主人公はその時代のどこにも存在しないわけですから、見つかるはずもありません。そこでガチグマは、ヒスイ以外の土地に捜索範囲を広げ、結果、比較的近しいキタカミに足を運んだ… ということがあったかもしれません。

 

 

少し長くなりましたが、はじめに論じたように可能性Bは推測をふんだんに含んだ妄想がほとんどですので、あしからず。なんとなくこうだったらエモいな、というのが多いですね。

 

 

 

次です。②の疑問を見ていきます。

アカツキアカツキとなったのはなぜか」。

再度、図鑑の説明文を見てみましょう。『海を渡り流れ着いた土地で生き抜いた結果、特別な姿と能力に変化した』というのであれば、アカツキアカツキとなったのはキタカミに来てから、ということがわかります。それは、キタカミに渡った直後は通常のガチグマと変わらない姿形であったということになります。つまり、そのガチグマをアカツキへと変容させたのはキタカミの里、もっと言えば「とこしえのもり」であると考えられます。では、あの場所にはどのような特異性があるのでしょうか。

 

少しわかりにくくて申し訳ありませんが、全て「しろすじ」のヒスイバスラオです

とこしえのもりにある水場には、現代では絶滅しているはずの「しろすじ」のヒスイバスラオが生息しています。また、森にある洞窟の内部にはヒスイヌメイルの姿も見られます。この森が「キタカミ原生地域」というほとんど人手が加えられたことのない自然のままの土地であることも踏まえると、とこしえのもりはかつてのヒスイ地方にほど近い環境であり、それらが現代まで残っていると考えられます。現実世界の白神山地の原生林がモデルであるとすれば、納得です。海を渡ってきたガチグマがこの森に居着いたのも、故郷に似た環境であったことが理由のひとつでしょう。

そして、もう1点、とこしえのもりには大きな特徴があります。

ボクレー の むれだ!

それは、昼夜関係なくゴーストポケモンが多く生息していることです。これだけではピンとこない人もいるかもしれません。実は、キタカミの里では夜になると広範囲にわたりゴースやヨマワルといったゴーストポケモンが野生で出現するという特徴があります。しかし、もちろん出現しない場所もいくつかあり、夜だからといってマップ全体でゴーストポケモンが見られるということはありません。つまり、キタカミの里に特別ゴーストポケモンが多いというわけではないのです。

ですが、とこしえのもりは違います。

昼夜問わずゴーストポケモンの姿が多く見られる場所というのは過去のポケットモンスター・シリーズでも決して多くはなく、この森はパワースポットとでも言うような、霊的ななにかを引き寄せる特異な場所であると考えられます。アカツキの特性が通常のガチグマにはない“しんがん”となったのは、このような環境的要因が働いたためでしょう。生まれ故郷とは大きく違う土地での生存のために、ゴーストポケモンに対する攻撃手段を身に着けた、とすれば納得です。

 

そして、さらに特別な点がキタカミの里にはあります。

満月がやけに目立ちますよね、どことなく意味を感じます

夜になると、毎日満月が見えるという点です。ただし、あくまでもキタカミに限った話ではなく、パルデア地方でも同様です。おそらくスカーレット・バイオレットの仕様であると思われますが、ゲーム内の時間が夜になると、天気が曇りや雨でなければほぼ毎日満月が視認できます。何が言いたいかというと、ガチグマというポケモンの進化についてです。

額の満月模様が示すように、レジェンズアルセウスにおいてリングマがガチグマに進化するためには前述の「ピートブロック」というアイテムを使うだけでなく、満月の夜である必要があります。レジェンズアルセウスにはスカーレット・バイオレットと異なり「月の満ち欠け」の概念がありました。つまり、通常のガチグマはヒスイ地方の環境と月の満ち欠けによってあの姿かたちをしている、と仮定できます。

それが、毎晩満月の出る環境に身を置いたならどうなるでしょうか。アカツキとなった原因はそこにあるのかもしれません。豊富すぎる満月のエネルギーに充てられた結果、額の月は赤く染まり、本来の姿から変化してしまったと考えられます。

 

以上のように、アカツキアカツキとなったのは突然変異のようなものではなく、様々な原因がちゃんと存在しているというのが私の考えです。色々と長くなりましたが、これも考察の醍醐味ですね。

 

 

 

では次です。最後の③の疑問を見ていきます。

「なぜキタカミとヒスイ(シンオウ)との関連をストーリーに組み込む必要があったのか」。

一番悩んだのが、このことについてです。ポケモンのストーリーに詳細な理由を求めるのは正直ナンセンスかなとも思いましたが、考えれば考えるほどヒスイとの関連を持たせる意味について、知りたいと思うようになってきました。というのも、ポケットモンスター・シリーズ同士のかかわりは少なからず意味があります。同一キャラクターの登場や、時系列の把握などの、「そうだったのか!」というような要素が多分に含まれます。

「テレビコトブキ」は全国局のようです。おそらく民放だと思います。

例えば、ダイヤモンド・パール主人公がストーリー最序盤に自宅で見ていたテレビには、金・銀ハートゴールドソウルシルバー)のストーリーで出現した赤いギャラドスを題材にした番組が放送されています。ここから、ダイヤモンド・パール金・銀ハートゴールドソウルシルバー)はほぼ同時期のストーリーであることがわかります。

過去の事件を特集した番組である、という線も無いでしょう。緊急特番っぽいです。

ちなみに捜索隊とやらは目撃すらできなかったようです。金銀主人公よりも後に「いかりのみずうみ」に訪れていたようですね。放送事故に近いような……

 

 

では、件のアカツキを巡るイベントにはどのような意図・意味があったのでしょうか。いくつか仮説を考えてみました。

仮説1:サザレを出したかった

仮説2:次回以降のDLCで、シンオウ地方に行く

仮説3:ダイパリメイクの伏線

 

 

 

仮説1が個人的には一番ありそうだと思っています。

美人カメラマンおねえさん、よきです

レジェンズアルセウスにて登場したコンゴウ団団長のセキの子孫だと思われる女性、サザレはアカツキイベントの発端となる人物です。現代では珍しいヒスイのすがたのガーディを連れており、明らかにレジェンズアルセウスとの関連を匂わせまくっています。アカツキのイベントを始めるためには図鑑を埋めてこいと主人公に言ったりするのもあのときのアルセウスを彷彿とさせますね。

そんな彼女をスカーレット・バイオレットにて登場させたかった、というのが仮説1です。理由は可愛いから以外にも色々と考えられます。

 

まずひとつは、ポケモン図鑑をプレイヤーに埋めさせたかったから”。昨今のポケモンは、ランクマッチをはじめオンライン対戦がポケモンを遊ぶうえでのメインコンテンツとされている風潮があります。別にそのことについてどうこう言うつもりはありませんが、ポケットモンスター・シリーズの初歩的な魅力は「ポケモンと一緒に冒険する」ことや「未知なるポケモンとのたくさんの出会いを楽しむ」ことであると勝手ながら思っています。DLCによってオンライン対戦で使用できるポケモンが増えることや対戦環境が変わることは喜ばしいことですが、それらはあくまでも副次的なものです。

サザレの言った図鑑を埋めろの発言には、「ポケモンを楽しむこと」はけして対戦に興じることだけではない、という公式からの気持ちが込められているのではないでしょうか。新マップを楽しみ、懐かしいポケモンと出会って、ポケモンを改めて新鮮な感覚で味わって欲しいという意図があるのかもしれません。まあ、そうして図鑑を埋めたら出会えるアカツキガチグマがランクマッチで猛威を振るう強力なポケモンであるというのはいささか皮肉ですが。

 

 

ふたつめは、“サザレをDLC全体の要、キーパーソンとする意図があったから”。その理由は、昨年12月配信のDLC後編『青の円盤』にあります。

いちおう学校なので、なんというかキレイめな服装も見てみたいですね

彼女はDLC後編にも(なぜか)登場していました。しかも、キタカミのときと同じように図鑑を埋めろと言ってきています。図鑑を埋めて始まるイベントは古代/未来パラドックスポケモンの捕獲イベントでした。前編のときとほぼ同じ役割の立ち位置であることがうかがえます。メタな意見ですが、サザレはDLCにおける“こういう”ポジションのキャラにしたいという狙いがあるのかもしれません。金・銀・クリスタルにおけるミナキ、オメガルビーアルファサファイアにおけるヒガナのような。

 

 

 

続いて、仮説2です。それは、“次のDLCにてシンオウ地方に行く布石”というものです。

意味ありげな4色の光と4つのマーク

ダウンロードコンテンツ『ゼロの秘宝』には4隅にマークがあり、秘宝の文字の内部に4つの色の異なる光があります。このうち、キタカミの里、ブルーベリー学園を表すマークは判明しており、それに対応する緑、青の光がそれぞれ碧の仮面、青の円盤でしょう。また、確定はしていませんが桃色の光が番外編の桃の置物、右上のマークはマップ上のてらす池の形、のようにも見えます。(他に「ゼ」の文字の黒い濁点も同じ形をしていますが、ここではスルーします。他の文字と同じ色ですし。)

未確定の黄色の光と右下のマークが、もしかするとサザレあるいはシンオウ地方に由来するなにか、だとすればDLC第2弾もしくは番外編の可能性はあると考えられます。ただしこの仮説については確証も手掛かりもこの程度のため、可能性としては薄いです。

 

 

 

仮説3は、言わずもがなです。ダイパリメイクの伏線。これ以上書くことも、書く必要もないのでここまでです。

 

 

 

まとめますが、③の疑問については結論から言えばよくわからないという答えになってしまいます。これからの追加コンテンツで説明されることはあるかもしれませんし、ないかもしれません。今後のストーリーに大いに期待しましょう。長々と書いておいてこれかよ。

 

 

 

おまけというか余談

「とこしえのもり」はシンオウ地方の「ハクタイのもり」に対応しているのではないか、という情報を目にしました。その理由は、ハクタイのもりの英語表記です。

「ハクタイのもり」の英名は、Eterna Forest となるそうです。つまり、ハクタイとはおそらく「百代」という漢字が当てはめられます。

この「百代」とは、松尾芭蕉の『奥の細道』の冒頭の一節である、

『月日は百代の過客にして、…』の「百代」であると思われます。つまり、「永遠」という意味を指しているとわかります。そう、「とこしえ」です。

ガチグマがこの場所に住み着いた理由は、ハクタイのもりに似た空気や雰囲気を感じたからかもしれませんね。

 

 

 

いかがだったでしょうか。個人の意見ではありますが、それなりに楽しめたのでしたら幸いです。それでは。

学祭2023の記録と記憶

こんにちはこんばんは、みっつばーです。このブログに少しでも興味を持ってくれて、ありがとうございます。

 

もうすっかり寒くなってきましたね。個人的には冬のファッションって夏よりも考えやすいので自分は冬の方が好きな季節です。ダッフルコートにマフラーとか、とてもよきです(自分は着ないけど)

BWの起動時のこの画面、なんか好き。

 

さて、今回は11月に行われた本学の大学祭にめとぽけとして出展したことについての記録を綴ります。本当はもっと学祭終わってすぐに記事にしたかったのですが卒論とか仕事とか色々あって執筆が遅れました。ちょこちょこ書き進めていましたがいつのまにか冬が顔を出していました。

今回文章メインの記事になりますのでやや退屈かもしれませんが、めとぽけというサークルの記録の一端として、あるいは他大学のポケモンサークルの方々や未来の後輩が参考にしてくれたら幸いです。何度も言いましたが、こんな私の拙い文章でもどこかの誰かに届いたのならとても嬉しいです。

 

東京都立大学大学祭、「みやこまつり」ですが、昨年は結局出展できずじまいだったので(話せば長い)、今年は出展できて本当に良かったです。冗談抜きで、本当に良かったです。2回言いました。

コロナ禍のために1年生、2年生時には学祭がそもそも開催されなかったため、私にとっては最初で最後の学祭となりました。昨年の反省を活かして3月頃から実行委員へ働きかけて学祭参加を盤石のものとするため奔走しました。

 

というか今年の春はまあまあ忙しなかったです。学祭関連のこと以外でも同時期に就活、公務員試験対策、サークル新歓、卒論草案の思案、大学の授業、部室獲得手続きとやることがてんこ盛りだったのに我ながらよく潰れなかったなと思います。すごいぞ自分。
ただ流石に全部が全部ワンオペという訳ではなく、色々な人の協力があってのものなのであしからず。
しかし、サークルに関係することは割と自分がこなしていたと言っても過言ではないです。現3年生のbokuzinくん(木神/bokuzin(@bokuzin2)さん / X (twitter.com))、くろまるくん(くろまる(@Ame_Poke24)さん / X (twitter.com))にも逐一助けてもらっていましたが彼らの協力は最小限になるように頑張りました。

というのも、これは先代の代表のふなまさん(ふなま(@fnmhhg)さん / X (twitter.com) )サークル代表を引き継いだときに、雑事は可能な限り自分で片付けてしまおうと決めていたことが大きいです。

その理由は、自分がオタクだから。

何かに熱中すること、脇目も振らず打ち込むこと、そのコンテンツに浸る時間の楽しさは言われなくても理解しています。そしてその時間がやらねばならないタスクに邪魔される不快感も。そこに人によって大小はあるでしょうが、このサークルにはそういう人が集まっていると思います。彼らにとって、めとぽけというサークルが大学生活の憩いの場であること、同じコンテンツを楽しめる環境であることこそが重要だと考えています。そのため、なるべく彼らが面倒なことを考えなくても良いようにしたいなと思い、舞い込んでくる業務は基本的に全て自分の手でこなしていました。もちろん何度か手伝ってくれた方々には感謝で頭が上がりませんが、それでもあの頃の自分に  偉いぞ自分! すごいぞ自分! と言ってあげたいです。

 

 

話を戻します。大学祭実行委員、通称「めぽ」とのzoom会議、対面会議、資料提出など煩雑な書類仕事から出展のための情報収集などを無事問題なくこなし、企画名も「めとぽけトレーナーズスクール」に決まり、だんだん企画が形を帯びて来ました。それでも自分の中では初の学祭ということで多少不安な気持ちがあり、正直、4年生なのになんでこんなに頑張っているんだ?とか、もしかして後輩達はそこまで乗り気じゃなかったりするのかな?だとしたら付き合わせてしまって悪いかな?とか色々と悩んでしまったこともあり、鬱2,3歩手前くらいまで行ったときもありました。でも本格的な準備が始まったらみんなとてもはりきって取り組んでくれたので本当に感謝です。机を運んだり黒板に絵を描いたり、学祭の準備らしい時間になりました。ポケカスペース、黒板お絵描きスペース、スカーレット・バイオレット対戦スペース及び閲覧用モニタースペースの設置・作成をすませ、本番環境を整えられたのはやはりみんなのおかげです。まあ、約1名学祭準備期間から片付け日まで毎日遅刻してきたクズ野郎も居たけども

いらすてど ばい 鶺鴒ちゃん

 

まずは1日目。11/2の平日ということもあってこの日はお客さんもまばらでした。なんなら、お客さん来ないかな〜?くらい余裕もあってそこまで忙しくはなかったです。それでも平日にも関わらずポケカを楽しんだりシングルバトルでガチ対戦をしにいらっしゃってくださった方々も少なくなく、早くも企画して良かったと感じさせてくれる1日になりました。ハイライトはドヒドラッシャラッキーの受けループを使用していたレイさん。ちゃんとケアするところをしっかりとケアしており、手を尽くしても突破できずじまいで敗北。とても悔しかったです。

モニターのおかげで初心者をはじめ色んな人が興味を持ってくれたと思います。

 

余談ですがこの日の夜に初めてOBのつるあしさん(つるあし(@magnezone0312)さん / X (twitter.com))にお会いしました。明日明後日は来れないからとのことで、企画が終わった夜に(なんで?)来校されました。ユニオンアリーナできてよかったです。またやりましょう。

 

 

2日目。祝日ということもあり非常に多くの方に訪れていただきました。特にこの日はめとぽけOB・OGの社会人の方々も朝からたくさんいらっしゃってくださり、温かいお言葉や差し入れをたくさんいただきました。本当に色々な人に愛されるサークルなんだなあと実感。企画終了時間ギリギリまで楽しんでくださって、ありがたやありがたやという気持ちでいっぱいでした。OBOGの皆々様改めて本当にありがとうございます。とても嬉しかった&楽しかったです!!
この日の目玉企画はスカーレットバイオレットシングルバトル大会でした。私含む部員、OBさん、一般参加者計10数人での開催となり、2ブロックに分けて予選リーグ、各リーグトップ者同士で決勝戦という形をとり予選は総当たり戦に。もちろん私も奮って戦いました。だって景品用意したの私だし。タダでは負けたくないし。

5〜6人のリーグとなったので予選試合数は4,5戦。この日のために作った構築はイダイカミ(と呼んでいます)。ハバタクカミイダイトウを基軸にしており、あまり選出に悩まない+不利対面が少ないのが強みだと思っています。

対面意識の構築です


結果から言えば、予選は全勝。面白いくらい勝つことができ、真剣に構築を考えた甲斐がありました。めとぽけ創設時の代表のOBさんとの新旧代表対決を制した試合はこおったりひるんだりとめちゃくちゃ熱い(?)勝負展開でした。逆に最も危なかったのは小学1年生のキッズとの試合。まさかのTODをされかけ、勝ったとはいえ内容的には完全に敗北。ラストのカイリューのはねやすめでのHP回復により、運良く体力残量の多い自分がTOD勝利。お互い3体残った状態だったので本当にギリのギリギリ自分が勝利。試合終了後熱い握手を交わしました。


勝戦は自分と、1学年上でOBのサクラヴィアさん(サクラヴィア(@Sakuraviadesu)さん / X (twitter.com))との対決に。まさかの身内対決に会場は沸きました。

イダイトウ「驚いたねえボウヤ くしくも同じ構えだ」

 

ぺリッパーイダイトウの雨パを相手取り、イダイトウミラー対決に辛くも敗北。鮮やかなまでに完全敗北でした。サクラヴィアさん、優勝おめでとうごさいます。お見事でした。

リーグカード可愛い

2日目は大会もあり、一番賑わいを見せた日となりました。

 

 

3日目。この日が企画最終日となりました。この日は朝から、なんと開店待ちをするお客さんがいらっしゃり、とても驚きました。お話を伺うと先日いらしてくれた方々だったので、つまりリピーター様ということになります。この企画をそこまで楽しんでいただけたのか…となり、嬉しかったです。

この日の目玉企画はポケモンカードスタンダードレギュレーション大会。私はポケカはプレイヤ―ではないのでこちらの企画はbokuzinくんにお任せ。部員、OBさん、一般参加者計10数名での開催となり、スイスドロー式でなく勝ち残りの1位が確定するまで試合を行う形式でした。カードゲームの大会よろしく、事故って秒で決着する卓もあって見てる分には面白かったです。

結果は意外とシンプルなものでした。優勝はロストトドロクツキを使用したOBのアレンさん(アレン(@alen_umi)さん / X (twitter.com))でした。

…2日目のシングルバトル大会といい、OBの方が景品をかっさらうという展開は面白いですが企画的にどうなんでしょう。まあいいか。

 

この日はどちらかというとポケカメインということもあり、対戦中の卓が盛り上がることが多くて良い雰囲気だったと思います。実は別の飲食店団体の方ではボヤ騒ぎが起きていたようですが、私たちは終始平和に実施できたのでよかったです。まあ火も刃物も扱ってないですしそうそう危険なこともないんですけど。

 

可愛いのかたまり

なによりも、ぬいぐるみ&黒板お絵描きゾーンが3日間でかなり喜んでもらえました。やはりこういうところを見ると、ポケモンというコンテンツの巨大さを思い知りますね。改めて、サークル参加という形で学祭を少しでも彩ることができたのではないでしょうか。来年はどのような様相になっているのか、今からとても楽しみです。

 

 

何事も無く準備から片付けまで終えることができ、私の最初で最後の学祭は幕を閉じました。たくさんの人の支えによってこのようなイベントを行えたことを、とてもとても感謝しています。もう来年は自分はあの場にはいないことを考えると少し寂しいですが、後悔はあまりありません。楽しい時間をありがとうございました。

ほとんど感想しか書いてない記事になっちゃったので参考になるか微妙ですね。申し訳ない。

次回は久しぶりに考察系をやりたいです。

 

それでは。

めとぽけ夏合宿2023 ~残暑小田原箱根紀行~

こんにちはこんばんは、みっつばーです。このブログに少しでも興味を持ってくれて、ありがとうございます。

 

前回のタイムパラドックスのネタが意外と好評だったみたいなので今度またそういうの書こうと思ってます。セレビィのときわたりとか、面白そうです。

 

気づけば10月になって、夏を振り返るには時間が経ちすぎている気がしますが、都立大の夏休みは9月いっぱいまでなので何も問題はありませんね。それに令和の時代、まだまだ暑い日があるに決まってます。

雄大大涌谷

 

さて、今回は9/25-9/27の2泊3日、小田原と箱根で行われためとぽけの夏合宿についての記事です。このブログでは初の長編となります。コロナとかちあったこともあり、自分にとっては4年生にして初のサークル合宿。少なからず楽しみな気持ちがありましたが、なんというか始まる前から前途多難でした。

いちおう合宿担当係を何人かに頼んで、自分の代わりに話を進めることをお願いしていましたが、まず、予定を決めるとか、宿どうするかとか、そもそもいつどこにしようとか、そういうスタートダッシュがぐだついてしまったこと。短距離走の選手がいざレースに臨もうとしたら靴紐結べてなかったりユニフォーム後ろ前だったりとレース以前のあれこれがおぼつかないみたいな感じでした。これに関しては夏の間就活で多忙だった自分がほとんど指示連絡等を行えなかったことも原因ではあるので、後輩達を責めることはできないのですが、7月下旬に、そろそろ合宿関連はある程度進んでるかな…と思い副代表らに連絡したところ返ってきたのは

このときはほんとに驚いたよね

先が思いやられるどころではありませんでした。いつだったか、めとぽけの先達の何人かが口をそろえて「ポケモンサークルにいる人間はだいたい社不」と言っていたことを思い出しました。もっと簡潔に言えば、ポケモンサークルは「仕事できる人間の方が珍しい」団体なのです。大学の授業で習った組織管理やマネジメントの重要性を再確認させられました。ポケカの腕磨く前に、やるべきことはいくらでもあります。

そんなこんなで、結局大学の前期が終わってからようやく場所は箱根にしましょうとか、日程はここにしましょうというのが決まりだしましたが、いかんせん決定が遅くなってしまったので参加したい人・参加できる人は少数になってしまいました。これは今でも非常に残念だと思っています。しかも皮肉にも少数になったことで諸々の手続きに苦労しなくなったのもなんか納得いきません。結局、オタク6人での旅行になるかと思いきや、ありがたいことに自身の名義で宿を予約してくれた副代表ボクジンくん(木神/bokuzin(@bokuzin2)さん / X (twitter.com))が前日に体調不良。さらに1人減ってしまいました。

驚くなかれ、ここまでの文章ではまだ合宿が始まってすらいません。色々書きましたが改めて大変なことばかりです。こんなんで本当に大丈夫だろうかという気持ちが直前まで拭えませんでした。とにもかくにも夏合宿スタートです。

 

 

1日目。昼過ぎに小田原駅に集合し、別件で後から合流する予定のそとわっとくん((1) そとわっと(@sotowhat501)さん / X (twitter.com))を除いた4人でのスタートとなりました。ぶっちゃけ誰かは遅刻するだろうなと思って早い時間を指定しましたが、みくびりすぎだったようです。

まずは駅からも近い小田原有数の観光名所、小田原城へ向かいます。

間近で見るとテンションあがりますね

まだ暑さを少し感じる9月の日差しを受けながら見上げる小田原城は流石に立派でした。かき氷を食べたり、城内を見学したりと旅の出だしに良いスタートを切れました。特に、城内見学では城好きのまひろくんと戦国好きのくろまるくん(くろまる(@Ame_Poke24)さん / X (twitter.com))のマニアックな歴史トークを聞けたのもあり、オタクのいいところが出ててとても楽しむことができました。

天守閣からの眺めは360度見ごたえがありました

本丸、二の丸、三の丸とひとしきり回り、時間は夕方に。

特に誰も行きたい場所の希望を出さなかったので、私の提案で漁港の小田原港へ徒歩で向かうことに。オタクの良いところは、移動時間でも何かしら話しているので沈黙の気まずさがほぼ無いところ。とにかく人さえいれば何かしらについて話せるコミュニティなので、移動が苦にならないみたいです。構築について、ゲームのBGMについて、最新情報について、とネタに事欠かないポケモンというコンテンツがすごいのであって、別にポケサー民がすごいわけではなさそうですが、こんな感じで合宿中は終始ワイワイできたのは楽しかったです。

 

徒歩で20分ほど進み、小田原港へ。しかし、漁港の朝は早く、昼過ぎには営業をやめるため、夕方に訪れたわたしたちは完全に人気(ひとけ)のない時間に来てしまい、失敗したなあと感じました。小田原港は知る人ぞ知る観光地で、日中は賑わいを見せるのですが、わたしたちが17時半頃に着いたときにはトラックと野良猫ぐらいしか居なかったです。

オレラ スシー

幸運にも、すぐ近くでお寿司屋さんを見つけそこで夜は食べていくことに。しかも小田原港でその日に獲れた新鮮な魚を使っているとのことで、ネタは大きく弾力もあり驚きました。個人的ハイライトは『本日のオススメ②』にあった日替わりのやつ。名前はもちろん憶えていませんがめちゃくちゃ美味でした。多分二度と食べられないと思います(覚えてないので)。普通の回転寿司チェーンよりもそこそこいい値段でしたが、大満足の夕食になりました。

 

お腹も満たせたところで、箱根登山バスに揺られながら仙石原エリアにある宿に向かいます。夜+山の中+街灯少ないというコンボで、バスを降りたら真っ暗闇で人の気配も無いというホラー要素もありながらも宿に到着。朝食や夕食の食事のオプションの無い、素泊まりのみのプランでしたが誰一人文句も出ないほどとても雰囲気の良いホテルでした。予約をしてくれたボクジンくんに改めて感謝です。

夜のやや遅い時間にチェックインしたので、ホテルの方がお布団を並べてくれていました

普段ベッドで寝ている勢が多いので畳に敷布団はテンション上がりました。くろまるくんが部屋につくなりスマホやDS、スイッチの充電器を繋ぎだすのを見ると改めてさすがだなと思いながら、私は一足先に大浴場へ。

(さすがに大浴場の写真はありませんが)たまたま人が少なかった時間で、ほぼ貸し切りでした。露天風呂もあり、夜空と山々を見ながらの温泉は言うまでもなくすばらしかったです。月もよく見えて、そういえば今週末は中秋の名月だったなあなんてことを思いながら少し膨らんでる月を見ていると来てよかったと感じました。

 

遅くなりながらそとわっとくんも合流し、実機勢は予告したキタカミ部内戦を開催!DLCで追加されたポケモンで対戦を行いました。

ヒスイで出会ったこの子たちと勝ちたい!と思いました

起点づくりエンペルト、だいふんげきアタッカーゴウカザル、からやぶドダイドスというまあまあやれそうなパーティでした

頑張ってシンオウ御三家でパーティを組み、かつ全員色違いという気に入っている構築です。ランクマならともかくこういうルールなら活躍できそう、というポケモンを用意しましたが、見事に全敗。対戦に関してはこのあいだのポサリンピックで自信をつけていたのですが、読みが全部裏目に出て大失敗することが2回くらいあり、ちゃんと実力で負けでした。めとぽけの実機勢の未来は明るいです。ちなみに優勝はくろまるくんでした。強かった。

 

寝る前に全員でやれそうなカードゲーム、『ニムト』をやりました。

これは5~6人くらいでやるのが一番おもろい

簡単に言うと手札を切りながら減点をなるべく抑えて他人に減点を押し付ける、というゲームで、誰かの減点が66点を超えたらゲーム終了というもの。やったことない人は是非ともプレイして欲しいです。基本的に1回のラウンドで減点が20点以上いくことはなく、何回かラウンドを重ねて減点が蓄積していくというのが普通なのですが、そとわっとくんが開始1ラウンド目で44点の減点をたたき出したのがハイライトでした。これは勝負決まったなと思っていたら、数ラウンド後にはいつのまにか接戦になっているというかなり熱い展開に。自分の持ってきたゲームで負けるわけにはいかないなと思っていたら、ここでも最下位になりました。なんでだ。もう寝よう。

 

 

2日目。桃源台からロープウェイに乗って箱根の代表的な観光地、大涌谷を目指します。3~4時ぐらいまでポケカしてた奴らはすごい眠そうでしたが、構わず9時には出発しました。

フリーパス買ったのでバスからロープウェイまで乗り放題でした

 

朝からアトラクション気質な乗り物に乗れたので目が覚めました。天候にも恵まれ景色を堪能しながら山の上へ。だんだん硫黄の匂いが近付いて、観光地に来たという実感が湧いてきました。

フエンタウンとかえんとつやまってこんな感じなんでしょうか

たくさんのかんこうきゃく(SR)で賑わい、旅行らしさのある場所に来ることができたなあと感じました。折角なので集合写真を一枚。

観光客っぽい外国人の方に撮ってもらいました

ひとしきり見物の後、朝食兼昼食としておいしいラーメンやカレーを食べ、名物の黒たまごも楽しんだりと早起きしたかいがありました。観光している人は日本人よりも外国人の方が多い気がして、こんなところでも円安を実感してしまう自分は職業病ならぬ学部病なのでしょうか(みっつばーは経済系の学部です)。

 

ロープウェイで来た方向とは逆の方向、強羅を目指し、今度は下ります。ロープウェイで下っていくというのも昇るときとはまた違った楽しさがありました。

大文字といえば京都が有名ですね。ほんとに「おくりびやま」じゃん

たまたまロープウェイから見えた大文字。これをみて「だいもんじ」と言ってしまうのはおそらくポケサー民でしょうね。お盆の終わりに大文字の形に火をつけて燃やし、先祖の霊を見送ることを「送り火」というらしいので、ここにも興奮要素があるのがポイント高いです。見つけられてよかった。

箱根登山鉄道に乗り換え、強羅駅、そこから箱根登山バスに乗って次の目的地、『箱根ガラスの森美術館』へ。なぜここに来たのかというと、第9世代スカーレット・バイオレットで登場した要素、テラスタルに所縁を感じたことが挙げられます。

良いところでした。おすすめ。

美術館に池とかあるのオシャレよね

水テラスのやつ

展示品もほとんど写真OKなのすごいですね

本物に見えますが、ガラスの薔薇です

 

中には輝きを放つクリスタルやや大きなガラスの彫刻、趣向を凝らした装飾品など数々の作品や歴史的価値の高い一品が並べられており、一生分のガラス見たって感じです。母への誕生日プレゼントにグラスフラワー(なんかガラスで出来た枯れない飾りのお花)を購入しました。喜んでもらえたのでマジでここで買えて良かったです。余談ですがお土産を買う際にそとわっとくんがラインでどんなのがいいかを友人にラインし、すぐには返信が来なかったので彼はそのお店に40分くらい居なきゃならなくなったのはちょっとかわいそうだなと思いました。そういうラインしたときに限ってたいていすぐには返信来ないのってなんででしょうね。

 

美術館を出るころには夕方になり、バスに乗って箱根湯本へ行くことに。といっても特に何をするでもなく夕食の店を探したりするだけでした。個人的には有名な『えゔぁ屋』に行けたので、一人だけ楽しんでました。その間エヴァに興味のないみんなを待たせちゃってたのは少し申し訳ないです。

来れてよかったです

夕食にかつ丼がおいしいという店に入り、各々かつ丼や天丼などを楽しんでから、再びバスに乗って宿へと帰還。またしても私は一足先に大浴場へ。色々な場所を巡ったおかげで心地良い疲れを感じながら温泉に浸かれました。ダジャレではないです。

部屋に戻るとみんな入れ替わりで大浴場に行ってしまったので一人になりました。嫌われてたらやだなあと思いながら、部屋のテレビでレジェンズアルセウスを遊びながら待ちます。スマホでユーチューブ見ながらスイッチでゲームをするの、いつもとやってること変わんねえな、なんて考えつつ色違いヒスイバクフーンを探すこと小一時間。他のポケモンの色違いには巡り合えるし、光るエフェクトと音が出るので色違いを見逃しづらいというのがレジェンズアルセウスの魅力だと思っていますが、バクフーン(ヒノアラシマグマラシ)の色違いにはなかなか巡り合えません。1時間半くらいプレイして結局出会えず、グレッグルサイホーンモンジャラナエトルの色違いは見つけられました。やったね。

みんな遅いなあ…と思ったら、結局部屋を出て2時間ぐらい経過した後にようやく戻ってきました。遅かったねと聞いたら、「ずっと政治の話をしてました」なんて言われました。絶対にそんなことはないと思います。

疲れからか、一日目よりは早い時間に眠くなったのでおふとんの中でぐだーとして、二日目は終了。ちゃんとポケモンスリープは忘れませんでした。

 

 

3日目。朝風呂ですっきりしてから最終日スタート。10時にはチェックアウトと寝る前に伝えていたのですが、たけだくん(タケダ(@Snorlax_0143)さん / X (twitter.com))は9時半に「今起きたとこです」と言ってきました。大物です。あとその状態の寝起きで辛いカップ麺食べてました。おそらく彼は無敵です。

宿の人にお礼を言い、いざ出発。

機会があればまたお世話になります

桃源台から少し歩けばバスに乗って箱根湯本に行けると思い、芦ノ湖沿いを歩くこと数分。たどり着いたのは伊豆静岡バスの乗り場でした。間違えました。すいませんでした。

全然いいですよ大丈夫ですよと、後輩に気を遣われながら桃源台へ引き返します。せっかくだから芦ノ湖のほとりを歩いて戻ろうということになり、これがほんとのレイクサイドかー、なんて思いつつとても良い景色を拝むことができました。

いかりのみずうみ、シンジこ、オージャのみずうみ、とポケモンにもたくさんの湖がありますね

水が透き通っており、太陽を反射して輝いていました。綺麗。

桃源台から箱根登山バスに乗り込み、窓からの景色を見ながら箱根湯本駅へ。各自、お土産を物色します。自分はご当地のお酒や地元で獲れたお魚の干物なんかを購入しました。箱根に別れを告げて、小田原まで移動します。

小田原駅で少し早めの昼食。このあたりから旅の終わりの空気が漂ってきて、少しさびしさもありましたかね。食べ終わってお店をでてからすぐに、まひろくんがお店にキャリーバッグを忘れたことに気づいて、「あの中にはポケカが!」と言いながらお店に走っていったときは正直笑いました。すぐに気づけてよかったね。

小田原駅改札口で、いちおう締めくくり。「家に帰るまでが合宿です!」と言いたかったセリフが言えたので、満足です。これを言うために合宿来たまである。まだ日は高めの時間でしたが無理に観光することもないなと思ったので、小田原駅にて解散。思えば濃い3日間でした。参加したみんな、改めてお疲れ様。

 

次の合宿は来年の春を予定しています。今度はもっと大所帯で行ってみるのも面白そうです。というか大所帯で行きましょう。

 

富士山!

 

いかがだったでしょうか。長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。それなりに楽しめたのでしたら幸いです。それでは。

パラドックスポケモン ~パルデアの謎~

こんにちはこんばんは、みっつばーです。このブログに少しでも興味を持ってくれて、ありがとうございます。

 

社会科準備室という単語から大学卒業後は教師になるんですかと質問がありましたが、ぜんぜんそんなことないです。

 

さて、今回はパラドックスポケモン(やや古代寄り)についての考察です。DLC(ダウンロードコンテンツ)の新ストーリーが来る前にスカーレット・バイオレット関連の考察をある程度消化したいと思います。ある程度っていってももうすぐ発売から一年が経つので擦られているテーマなんていくらでもあるんですがね。それでも、パラドックスポケモンは今作の代名詞のひとつであると思いますし、私自身彼らについて興味が尽きないです。ウネルミナモやテツノイサハなど、新規パラドックスは追加され続けていますし。

ウネルミナモって名前とても良い。

イッシュの準伝パラドックス3体で変形合体とかして欲しい

 

パラドックスポケモンについて整理していきましょう。パラドックス(パラドクス)とは、逆説、背理、と訳される言葉で、「一般に正しいと考えられていることに反する主張や事態」「正当な考え方で推論を深めていくと、一般的な結論と逆の答えが導かれ、ものの道理があわなくなる」といった意味があります。ここでは、「矛盾」という概念を含んでいるといったイメージで構いません。つまり、パラドックスポケモンとは、現代の世界に出現した本来この時代にいない筈の遥か古代/未来のポケモンを意味しています。今作の伝説ポケモンのコライドンやミライドンもこの「パラドックスポケモン」に分類される存在のようです。

彼らの特徴は、いずれも現代の特定の既存種と似た見た目をしていることです。ここが面白いですところですよね。

 

作中でも何度か登場する(した)パルデア地方に伝わる冒険が記されたスカーレットブック/バイオレットブックには、パルデアの大穴内部で目撃したこれらの存在を記した情報が記録されており、他にも学校の図書館やコサジ灯台の研究所にあるオカルト雑誌「月刊オーカルチャー」にも、これらのポケモンについての記事があります。

一方、ポケモン図鑑の方ではとにかく確認例が少なく情報が不足しているため内容がかなり乏しいようです。「目撃情報や捕獲例はほとんどない」「生態は一切不明、データ不足」「古い探検記や怪しいオカルト雑誌に載っている生物や物体に似ている」といったあいまいな記述が多く…中には情報の少なさゆえか「月刊オーカルチャー」の文章を引用しているものまで見受けられます。ウィキペディアかよ

スカーレットブックより。「気がする」とか書いてあって人間味すごい

図鑑ですら情報薄いのはやはりパラドックスについて解明が進んでいないことの証明

この雑誌の著者って今後明かされたりするんでしょうか、したら面白そう

愛読者がいるらしい。

 

くわえて、先ほど述べたようにパラドックスポケモンは現代のポケモンと似通ったすがたをしていますが、これは前回説明したリージョンフォームのような姿が異なる同種ではなく、現代種とは別のポケモンとして扱われるようで、図鑑ナンバーも違っています。これは、両者(たとえば、プリンとサケブシッポ)の正確な関連性は不明なためであり、研究どころか目撃情報すらあやふやなせいか祖先や子孫であるとの遺伝子的な関連について断定することは出来ずにいるためであると考えられます。唯一、遺伝子検査まで行うことができたというコライドン/ミライドンだけは、「モトトカゲの古代/未来の姿である」という識別結果がでていますが、やはり図鑑上では別種として扱われています。こちらについては、現在の我々と、我々の祖先のサルに近い原始人とでは生物学的にはもはや別の種であると扱わざるを得ないのと同様なのではないでしょうか。

 

 

それでは、前提はこのくらいにして考察していきます。

提起したいのは、パラドックスポケモンの持つ矛盾性についてです。結論から言うと、パラドックスポケモンは特定の現代種の古代/未来のすがたではない、のではないでしょうか。

そう考える理由となったポケモンが、こちらです。

ビジュアル系キノコ。ベースやってそう

モロバレルと似た見た目のポケモンアラブルタケです。

BW時代は落ちてるアイテムに擬態して、マップ探索を幾度となく妨害した悪名高いキノコ

モロバレルの図鑑説明文は、

モンスターボールに 擬態するが ポケモンに 対して 効果が あるのかは よくわかっていない。』(バイオレット) なっています。つまり、モンスターボールが存在している時代よりあと、あるいは同時期に存在し始めたポケモンであることがわかります。

授業中の黒板でレジェンズアルセウスのことじゃんってわかる小ネタまで提供してくれるレホール先生すばらしい

モンスターボール自体はレジェンズアルセウスの時代(ちょっと昔)からありますが、モロバレルの擬態デザインのもとになっている、馴染み深いモンスターボールのデザイン(普通のやつ)になったのはそれよりは最近ということも作中から判断できます。よって、擬態するという特性からモロバレルポケモン世界に存在するようになったのは比較的最近であると言えるでしょう。

ここから何がわかるかというと、アラブルタケが本当に遥か昔に存在していたというのはめちゃくちゃ考えにくいということです。モンスターボールどころか文明すらあったかあやしい時代なのにがっつり腕とか頭がモンスターボールモチーフなのは明らかにおかしいです。

仮に、モロバレルモンスターボールに擬態する特性を備えたのが最近になってからであって、それ以前もモロバレルというポケモンは存在していた」としても、じゃあルーツであるアラブルタケの方がなんであんなにモンスターボールっぽい見た目なんだよという矛盾が発生します。それに、もしそうだとするとレジェンズアルセウス時代のモンスターボールには擬態していないのはおかしいです。

ニチャア

なぜなら、時代によってその姿を変化させているビリリダママルマインが存在するためです。モンスターボールという物体の見た目に影響を受けるポケモンモロバレルだけではない以上、この説はやや支持しがたいという考えになりました。

 

では、アラブルタケ(パラドックスポケモン)とは結局どのような存在なんでしょうか。

私の考えでは、彼らは現代種が古代/未来に飛ばされて、その時代で生存していくために進化・変化したポケモンのすがたであると思っています。

どういうことかというと、かの名作、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の3作目のドク(主人公の友人の科学者)に近いのではないでしょうか。詳細は省きますが、ドクはタイムマシンの誤作動によって100年前の世界に飛ばされ、そしてその時代の人と恋に落ち、結婚して子どもを設けます。つまり、その時点でタイムパラドックスが起こるわけです。ドクと結婚した女性は本来の歴史では事故で無くなるはずでしたが、主人公とドクによって助けられ、最終的には結婚して子どもまで産まれています。またドクも本来はその時代に生きる人間ではありませんから、彼らが結婚することはありえないはずだったのです。説明が難しいので、タイムパラドックスについては『バック・トゥ・ザ・フューチャー』本編を視聴すればわかりやすく理解することができますが、とにかく、本来の歴史で起こった流れを変えたことで別の歴史、別の世界線が生まれることになります。

もっと単純な話に置き換えましょう。例えば、Aさんがコップで水を飲んでいたら不注意でコップを床に落として割ってしまったとします。Aさんがそれをやりなおそうとしてタイムマシンで数分ほど過去に戻り、コップをどこかに隠すなりしてしまえば、もうAさんはそもそもそのコップでは水を飲めなくなります。このように歴史を改変すると、タイムパラドックスが生じ、本来の「コップを割ってしまった世界線」から「そもそもコップに触らず、割らなかった世界線」が分岐します。これは空間的分離ではなく時間的分離です。パラドックスポケモンはこのようにして生まれた存在であると考えます。

 

アラブルタケをモデルに説明すると、現在に生きているモロバレルが何かの影響で古代のパルデアに飛ばされてしまい、上述したドクのようにモロバレルその時代で生きるために姿かたちを変え、その環境に適応していったすがたがアラブルタケではないでしょうか。なお、ここでのアラブルタケはその飛ばされたモロバレルである必要はなく、そのモロバレルの子どもや孫かもしれません。流石にモロバレル→アラブルタケとすがたが一瞬で変わることは考えにくいです。古代という、現代種ポケモンが生存していくには過酷な環境であれば、リージョンフォームのように見た目・身体機能を変質させることが必要になるのではないでしょうか。アラブルタケが草に擬態するような傘を身に着けているのは生存に有利な進化をしていると感じます。

そして、そのようにしてうまれたアラブルタケはもう別の世界線の存在です。なぜなら、過去でモロバレルがアラブルタケになったとするともうその世界にモロバレルという存在が生まれることはおそらく無くなるからです。ドクのケースで言えば、彼が過去で歴史を変えた時点でもう一度現代にドクが生まれることはありえない、ということです。同様に、生態系とはどれか1種欠けると成り立たないものです。つまり、飛ばされたモロバレルがいた元の世界と、モロバレルが飛ばされてアラブルタケとして適応した世界はもはや別の世界線となります。

メタな話かもしれませんが、『スカーレット』ではボーマンダムウマが出現せず、『バイオレット』ではバンギラスサザンドラが出現しません。そして、『スカーレット』ではトドロクツキ・ハバタクカミが登場し、『バイオレット』ではテツノイバラ・テツノコウベが登場します。果たしてこれは単なる偶然でしょうか。

過去に飛ばされてしまったために存在していないのかもしれません

こちらは逆に未来へ…?


ここに、私がパラドックスポケモンを別の世界線ポケモンであると考える大きな裏付けがあります。こじつけのように聞こえるかもしれませんが。

がんばって書いた

図示するとこのようになるでしょう(と思います)。一度歴史に変更点を加えると、もう本来の歴史とは交わることはなく元には戻らないと感じていただければ大丈夫です。すると、パラドックスポケモンとはこのようにして生まれた別世界線上の存在ではないでしょうか。

 

なら、そもそもなぜモロバレルが古代へ飛ばされているのかという疑問が浮上します。これについては、レジェンズアルセウスの「時空の歪み」のような災害的現象セレビィの「ときわたり」に類似するような、ポケモンの持つ未知の時間移動能力現在はゼロゲート最深部にあるタイムマシンの誤作動や試作段階での事故など、いくつか可能性はあると考えられます。少なくとも、レジェンズアルセウスの「時空の歪み」では、本来、当時のヒスイ地方には存在しないはずのポリゴンズガイドスといったポケモンが時空の裂け目によってヒスイにあらわれ、彼らがラベン博士によって図鑑に記録されています。つまり、この時空の歪みが無ければ絶対に起こらない出来事が時空の歪みによって発生し、未来が変わってしまっています。

なんか画質悪いな

ここから言えることは、では、そのポリゴンやズガイドスはどこからやってきたのか、それはおそらく現代であろう、ということです。つまり、現代からポケモンが時空を超えて過去や未来に行くことは原理上不可能ではないということになります。これが、私の考えを裏付ける大きな根拠になっているかもしれません。

 

 

まとめると、パラドックスポケモンとは、なんらかの要因で現代に生きるポケモンが古代/未来に飛ばされてしまい、その時代その環境に適応する形で進化した別の世界線上のポケモンである」というのが私の考えになります。ここまで解説すれば、ありえない話と一蹴することはまずできないのではないでしょうか。

 

ここからは余談になりますが、今作は第七世代(『サン』『ムーン』、『ウルトラサン』『ウルトラムーン』)との対比であると感じています。

準伝説の、カプたち4体の土地神4災と呼ばれる呪われたポケモン

別の空間の存在であるウルトラビースト別の時間(時代)の存在であるパラドックスポケモン

どちらも準伝説は相手のHPを半分にする専用技を持ち、ウルトラビーストパラドックスポケモンの特性はいずれも自分の最も優れた能力を上昇させるというもの。

メガシンカとテラスタル

主人公と、そのライドポケモン

 

まだまだ共通性・対比はあるでしょう。ここまでくるとなにか公式の意図があるのかもしれませんね。

 

 

いかがだったでしょうか。個人の意見ではありますが、それなりに楽しめたのでしたら幸いです。それでは。

ディグダとウミディグダ ~リージョンフォームとは異なる生態の可能性~

こんにちはこんばんは、みっつばーです。このブログに興味を持ってくださりありがとうございます。

 

記念すべき1回めの考察は、『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』にて登場したポケモンウミディグダについての考察です。

モチーフはチンアナゴでしょうね。なんかえろい

ディグダと同様、地面に穴を掘ってその中で生活しているようです。

しかし、タイプや特性は水タイプよりになっています。

まるで別ってのは言い過ぎだろ、と思ってます

進化先もダグトリオではなくウミトリオ、と別のポケモンであるようです。

 

このポケモンの面白い点は、ディグダのリージョンフォームではないということです。これが、タイトルにも書いているこれまでの「ポケットモンスター」シリーズにはなかった概念です。

 

並べると一層かわいいです

例えばアローラのすがたのロコンは、人間といっしょにアローラ地方に移り住んできたが、ほかのポケモンたちの生活圏を避け雪山で暮らすようになり、今の姿に変化したといわれています。つまり、原種ロコンがラナキラマウンテンの氷雪地帯に適応した姿であって、「ロコン」から別のポケモンになったわけではありません。

リージョンフォームとは基本的にはこのように、周囲の環境的な要因によって後天的にすがたが変わっていくが、ルーツや種そのものが大幅に変化するわけではない、というのが私の考えです。現実の世界の自然選択とおおむね同じですね。有名なのはガラパゴス諸島の様々な動物でしょうか。

 

 

しかし、公式のホームページに記載のとおり、まるで別のポケモンである以上ディグダとウミディグダはこのリージョンフォームには該当しません。では、別種にもかかわらず見た目が似ているのはどのように説明できるのでしょうか。

 

結論から言うと、収斂進化(しゅうれんしんか)に近いものであると考えられます。収斂進化とは、進化していく過程で生物はその機能をより効率的な、より良い形へと世代を経て変化させていくことにより、全くルーツの異なった生物であってもその機能の部分に着目すると非常に似通ったすがたになる、といったものです。少しわかりにくいですね。

具体的な例は、昆虫のオケラ(ケラ)と哺乳類のモグラです。

ウィキペディアってめっちゃ便利

どちらも指のように手先が分かれており、地面を掘るための機能として発達したものであることがわかります。つまり、いわばこれは機能美を追求した結果であり、「穴を掘る」「地中を掘り進める」ことを目的に進化すると、必然的に種が異なっていてもすがたは似通ったものとなるのです。ディグダとウミディグダもこれに該当するのではないでしょうか。

 

「地面に穴を掘ってそこから身体の一部だけを出して生活する」というスタイルが同じである以上、そのすがたが似通っているのはなんら不思議ではありません。ディグダのあのまるっこくて凹凸のないからだはそのために発達したものであると言えるからです。

しかし、流石に見た目が似すぎていることから、オケラとモグラほど別の種類という訳でもなさそうですよね。

がんばって書いた

おそらくこんな系譜になるのではないでしょうか。祖ディグダという存在が居たとして、自然選択の過程で海岸沿いや砂浜に適応するとウミディグダに、そうでない場合はディグダアローラディグダとなるのではと思います。後天的な要因によって変化するリージョンフォームと異なり、先天的な要因の影響であると言えるかもしれませんね。

 

まだ終わりではありません。ここで一つ疑問が残るのではないでしょうか。それは、「海岸や砂浜のある場所なんてどの地方にもありふれているのに、なぜウミディグダはパルデア地方にしかいないのか」です。そう、ここまでの文章だとこの疑問の説明にはなっていないのです。その答えは、パルデアの大地にあると考えられます。そしてその重要なファクターとなるのがこちらのポケモンです。

君、キノコ王国にいませんでしたか?

がんえんポケモンのコジオです。コジオ、そして進化系のジオズムの生息域を合わせると、パルデアのほぼ全域に及びます。

序盤死ぬほど見た

ちなみにキョジオーンは生息地不明です

何が言いたいかというと、彼らからドロップするアイテム、「コジオのしお」についてです。コジオ族の身体は塩のかたまりであり、広範囲に生息していることからパルデア地方の土壌、水質はおそらく通常よりも多くの塩分を含んでいると考えられる、ということです。

ここからわかることは、およそパルデア全土に生息するコジオ、ジオズム、キョジオーン達の存在は、パルデアの土壌そして海水の塩分濃度を高くしているということです。それが他の地方には無いパルデア地方の地理的特性ではないでしょうか。

 

つまり、これがウミディグダがパルデアにのみ存在する理由であり、生息域が限られているのは土中及び水中の塩分の濃度が高いためであると言えるのではないでしょうか。

 

また、ウミディグダがこのような姿、生態になったのはコジオ達がもたらす塩分によるもの、とも言えるでしょう。
これを補足するのは、パルデアの中心にある、ゼロゲートの存在です。ジオズムキョジオーン達はゼロゲート内でも見つけることができますから、遥か昔からパルデア地方に生息していたのであれば地形にまで彼らの塩分が影響を与えている、と考えられます。

 

まとめると、ウミディグダというポケモンは、祖ディグダがパルデアの海沿いの環境に適応した姿である、ということになります。そういった意味ではリージョンフォームと大きくは違わないのかもしれませんね。

 

 

いかがだったでしょうか。個人の意見ではありますが、それなりに根拠の揃った説であると思っています。今後もこのような考察を投稿していくつもりなので、少しでも面白いと思っていただければ幸いです。それでは。

 

 


……てかこれ、社会科じゃないんじゃね?

初回

こんにちはこんばんは、みっつばーと申します。今代の東京都立大学ポケモンサークル「めとぽけ」の代表を微力ながら担当させてもらっている若輩です。

 

ツイッター Ⅹアカウント⇒みっつばー(@23mittuba)さん / X (twitter.com)

 

 

現在(2023/08/31)、昨年初秋からおよそ1年間費やした就職活動が終わり、大学卒業に必要なあれこれもある程度落ち着いているのでブログなるものを始めようと思います。時代に逆行して始めていくものなので長続きすればいいな。

 

 

さて、このような取り組みを始めた理由はいくつかありますが、大きく3つあります。まず一つめは、この人の存在です。

パルデア教師陣って癖のバーゲンセールですよね

皆さまご存じ(だよね?)のレホール先生です。その美貌も相まってミステリアスな雰囲気とその中に知的さ・妖艶さが同居している作中屈指の美人女教師キャラですね。バトルジャンキーのランクマ勢の方もエンジョイ勢の方も、ストーリーを進めるうえでアカデミーでの授業を受けたことは記憶に新しいとは言えないまでも彼女の存在は流石に忘れないでしょう。歴史など社会科が五教科の中で一番好きな自分にとってはこの人の存在や、いままでの「ポケットモンスター」シリーズにはあまり多くなかった「授業」という概念はとてもワクワクさせられました。ブログのタイトルの社会科準備室とは、レホール先生に会うことのできる、より深い考察や議論を行える場所という意味も含めています。(その他にも、親が高校の社会科教師で社会科準備室には幼少の頃から連れられていて馴染みが深いというのもありますがここでは語りません)

 

 

2つめの理由は、新型コロナウイルス感染症拡大によって大学での学生生活の半分が例年のようには行えなかったことです。具体的には、サークル活動での同級生・上級生やOBOGとの関わりです。私たちの代は入学~2年次終了期までのほとんどがコロナによって大きく制限され、その間の部活動やサークル活動に使われるはずだった時間も同様に制限を余儀なくされました。学祭や他校のポケサーとの交流企画やOBOGさんとの関わりも片手の指に収まるほどしか経験できなかったのは今でも本当に残念だなあと思っています。

そこで、ブログ活動です。きっかけは当サークルのはてなブログ記事一覧 - 「めとぽけ」の世界へようこそ! (hatenablog.com))です。過去の活動をまとめたものを見て、文章として、形として、活動の一端を残すことができるなら私のこのような経験も何かの役に立つのではないか、と思い立ったので、私もOBOGさんの真似をして拙いながらもブログ作成に踏み切りました。何かの役に立つことを書けるかはわかりませんがそれでも誰かの目に留まればいいですね。

 

 

3つめは、私自身が「ポケットモンスター」シリーズのゲーム内設定や歴史・文化に興味津々だからです。ゲームを進める中では特に重要でなくても、わざわざデータとしてゲーム内にあるということはそこには何かしらの意味がある!というのが私の考えです。

例えば、各地に点在する遺跡や神殿。これらは何のために存在していたのか?

働け

ポケモンレジェンズアルセウス』ではシンオウ地方のやりのはしらの命名をしたのがウォロであること、また、もともとは神殿であり破壊された結果現存のやりのはしらの姿になったことが判明します。こういうのもっとくれ。

 

しれっと書いてあるの、当時気づけた人0人説

オメガルビーアルファサファイア』では108番水道の説明文やそこにいる海パン野郎の会話からホウエン地方カロス地方はかなり近いことが伺えます。泳いでくる人、とやらが規格外レベルの遠泳スイマーしかいない場合は話が変わってきますがおそらくそれはないでしょう。

 

このように別に直接は説明されてないけど情報は転がっててプレイした人は気づくことがあるようなものが大好物です。要するに3つめの理由はブログの本質、趣味だから、ですね。こんな感じのポケモンに関する考察や発見とかをメインに投稿していきたいなと思っています。

こういう一面もポイント高い

 

いかがだったでしょうか。長文になりましたがこんな感じの駄文でも、読んでいただければ幸いです。それでは。