みっつばーの社会科準備室

好きなことを好きなように書きます

めとぽけ春合宿2024 in栃木 ~晴れときどきデルタストリーム~

こんにちはこんばんは、みっつばーです。このブログに少しでも興味を持ってくれて、ありがとうございます。

 
 

こうして文字を綴ることは一種のトレーニングといいますか、「言語化して吐き出す」ことを大切にしていきたいと思うようになりました。ここ数年間の様々な経験を通じて、きちんと理由・理屈のあるアクションとそうでないアクションは明確に価値が異なるということを実感しました。

カードゲーマー風に言うなら、 ○○の採用理由は〜 とか、ここで××をする意味は〜 みたいなことに近いかもしれません。
「なあなあ」や「とりあえず」を良しとせずに、“少なくとも何故か”を言語化して説明できる行動を心がけていきたいと思っています。

 

 

前置きがやや長くなりました、本題に入ります。
今回は今年の2月末に行われためとぽけの一大イベント「めと合宿」についての記事になります。自分にとってはこれが最後のサークル合宿ということもあり、一抹の寂しさもありつつ、最大限楽しもうと臨みました。


まずは北千住駅へ。こちらで特急に乗ると、面倒な乗り換えも、席に座れないリスクも無しで短時間で鬼怒川温泉駅に直行できるので正直みんなもこのルートで一緒に行くよなと思っていたら、値段が高いせいで同行者は1人だけでした。意外です。ケチケチするなよ。唯一共に行きたいと言ってくれたトウカくん(touka(@touka11235)さん / X (twitter.com))と、お菓子を食べたり談笑しながら快適なひとときを過ごし、ひと足早く目的地へ。ちょっと早く着いたのでお昼を食べようと計画していました。

 

鬼怒川温泉駅に着いた瞬間に待っていたのは、猛烈な強風でした。改札(そと)出た瞬間終わったわ。タイトルを決めた理由でもある、デルタストリームです。

“なぞの らんきりゅうが めとぽけを おそう!” ←いや守ってよ

懐かしさすごい

話に聞く、北関東特有の“からっ風”というやつでしょうか。歩いていても思わずその場で立ち止まってしまうくらいの強風がデフォルトで襲ってくる状態でした。ちなみに旅行中はこの風と常に向き合うことになります。スリップダメージを毎ターンくらいながらの旅行です。キツ。

 

ギャアンス

探して見つけたよさげなカフェで簡単な昼食を済まし、集合時間になったのでみんなと合流。もちろんというか、遅刻する人が数人居ました。こういうときは早めに来いよ、なんて思いながら駅前の足湯で身体を休めて待つことに。足湯自体はとても良いものでしたが、風が強いせいでそこまで温まれないという状況でした。ちょっと足が濡れただけ。こうやって書くとこの旅行幸先悪いですね。言うほどそんなことはなかった気がしますが。

遅刻組も全員集合したので、まずは吊り橋を見に行くことに。というか鬼怒川って温泉地であって観光地ではなさそうなので、景色くらいしか無さそうとのことでした。

 

 

スカイアローでした

思っていたよりもしっかり吊り橋でした。下を見るとちゃんと高さがあり、しかも暴風のせいで揺れる揺れる。こころなしか足元の板や手すりすら風で軋むように感じました。最初は、橋の真ん中に行けば渓谷みたいな絶景な写真が撮れるかも〜なんて考えていましたが、揺れと風のせいでスマホ出したらふきとばしくらうの目に見えていたのでここは交換なしで居座り安定。ちょうはつを押すのが安牌でしょう。

吊り橋渡った先に展望台や滝があり、川沿いの景観を楽しめるようになっていましたが、風強いせいでなんかあんまりテンション上がらなかったです。「寒い」「風が…」ってやり取りを100回くらいしてたと思います。

 

寒いのでとりあえず宿へ。建物の中入った瞬間超暖かくて救われました。「建物って偉大ですね」みたいなことを話してた気がします。風のダメージ受けすぎてIQ下がってますね。

せんたろくん(せんたろ(Joe Higashi)(@roncha1000)さん / X (twitter.com))に受け付けを済ませてもらって、お部屋へ向かいます(ありがとうせんたろくん)。ちなみに宿の入口階が6階で、そこが最上階となっており宿が下に広がっているという造りになっているため、泊まってる間、脳がバグってエレベーターが上なのか下なのかわからず一瞬フリーズする、ということが何回かありました。せめてB2とか地下で表記してくれればよかったのに。

ピースしているのは自分ではありません

お布団が敷かれている畳のお部屋はやっぱりテンション上がります。合宿って感じがしてきます。夜ご飯まで時間があったのでその時間で何かやりたいと思い、持ってきていた「タイムボム」というゲームを荷物から出そうとしたら、どりあんさん(どりあん(@Doriann7110)さん / X (twitter.com))が既に机に出していました。まさかの持ち込みゲーム被りです。そうはならんやろ。

 

 

アークライトゲームズです

「タイムボム」とは人狼ゲームをベースにした、ある種の簡易版人狼であり、村人が「タイムポリス」、人狼が「ボマー団」という役割を与えられています。端的に言えば、時限爆弾を解除したら村人の勝利、爆発させたら人狼の勝利です。とても面白いのでこれを読んでいる人は是非とも一度遊んでみてください。ゲンスルーになりきることも可能です。

この人ですね


このゲームの良いところのひとつが、最後まで脱落者が出ないこと。通常なら夜になると吊られて殺される人が居ますが、このゲームはそれが無く初心者でも比較的楽しめるようになっています。自分は、終盤の終盤に人狼だと名乗りを上げる「そうだ僕がキラだ」ムーブが好きです。

 

ひとしきり楽しんで夕食に。宿を出て少し歩いたところの定食屋さんで食べることになり、一行はまたも強風域に足を踏み入れました。夜で日も落ちているので余計に寒く感じ、これでご飯も大して美味しくなかったらコロス…と思ってました。幸いご飯はとても美味しかったです。


お腹を満たし、宿に向かうために強風の中を今度は戻り、帰ったらすぐ温泉行きたいとしか考えられないくらいの寒さの中を進みました。
鬼怒川の温泉は期待通り心地よかったです。というかこんな状況(寒い)ですからお湯ならなんでも最高ですね。効能とか成分とかいっさい見てないし気にしてなかったです。単純だな。

 

お部屋に戻ったらそこからが本番(?)まであります。しかも幸運なことに、この日(2/27)はポケモンデーでした。23時からのポケモンダイレクトをみんなでテレビで視聴しようという神企画。Switchをテレビと繋いでくれたそとわっとくん(そとわっと(@sotowhat501)さん / X (twitter.com))、ありがとう。合宿がこの日になったのは本当に偶然ですから、俄然興奮しました。
株ポケの人の「こちらの映像をご覧ください」からしか得られない栄養がある。

カロス、ちゃんと考察していきたいです

 

レジェンズの情報、とっても気になりますね。自称考察班なので、今から内容が楽しみです。


ポケモンダイレクトについての感想を思い思いに喋ったのち、どりあんさん持ち込みの「ジャストワン」をやることに。

言わずもがな、良作です


ジャストワンは、お題に深く関連する言葉以外を用いてお題について説明できるように単語を提示し、当ててもらうゲームです。例えば「セレビィ」というお題なら、「緑」「幻」「時間」「ポケモン」のように、ヒントをたくさん散りばめることが当ててもらうために必要になります。重要なのは、ヒントが被ったものは使えなくなるというポイント。他の人と被らないかつなるべくわかりやすい単語を選択する、というシビアな面もあります。 そとわっとくんが5、6回被ってしまうなど、ある意味すごいなという展開もあって深夜テンションで楽しむには最高でした。
他のメンバーはまだ何人か別のゲームをやって楽しんでいましたが、私はここで眠気に負けてダウン。1日目は終了です。

 


2日目。朝8時にセットした目覚ましで無事寝坊を回避。朝食会場に向かい、ご飯を食べすぎるくらい食べました。ああいう、宿のバイキング形式の朝食ってなんでか食べすぎてしまうタイプです。貧乏性でしょうか。

チェックアウトまで時間があったのでまたもどりあんさん持ち込みのゲーム、「カタン」をプレイ。この人1泊の旅行にどんだけゲーム持ってきてんだよマジで。頭おかしい

カタンしか勝たん」って言うプロジェクトに加担

カタンは言わずもがな、神ゲーです。資材を進め、開拓を進めるというシンプルながらも奥深さがある、良いゲームです。自分は運悪くて途中まで木材ばっか持って動けないみたいなこともありましたが…。良いゲームです。運ゲーでもある。
時間が無くて1回しかできませんでしたが、結果はどりあんさんの圧勝。わざわざデカい箱をリュックに詰めて持ってきただけのことはあります。
言い忘れないようにしっかり言ってから終わりました。“カタンしか勝たん”

 

2日目の観光は、鬼怒川温泉駅から数駅の東武ワールドスクウェアに行きました。世界各地の建造物群が1/25スケールで展示されており、なかなか広大な土地の中で世界旅行を楽しむ…気分になれる場所です。気分としては桃鉄とかWiiパーティの「世界一周旅行」に近いかもしれません(伝わる人には伝わるはず)。

スクウェア」って聞くとエニックス付けたくなる


まあぶっちゃけアトラクションとかがあるわけではなく、ミニチュアの建物を見るだけなのですが、数年前に世界遺産検定を取得していたおかげでなかなか楽しめました。ピラミッドの背景にスカイツリーがある、とかヴェルサイユ宮殿の隣にビックベンがある、なんて光景はここでしか撮れないと思います。

本物!  …っぽく撮ってみました。本物だって言って騙せそう。

こちらも角度とか意識して撮影。なんかアリバイ作りとかしている気分です

お昼もそこで食べて、休憩ののち合宿は終了へ。鈍行列車で東京まで3〜4時間かかる場所なので、遅くならないように早めの解散でした。「家に帰るまでが合宿です」をちゃんと言い切ってから終われたので満足です。これが言いたいために参加したまである(ない)。ともあれ、これにて私の最後のサークル合宿は終わりました。風が寒かったけど、終始楽しむことができ、参加できて良かったと思えました。なにより老害の身である自分が参加させてもらえただけでも素直に嬉しかったです。

 

ちなみにこのあと私とトウカくんは特急に乗るため鬼怒川温泉駅に逆戻りしました。そこで美味しそうなバームクーヘンをお土産に、特急で再び北千住駅へ。移動中はほとんど爆睡してたと思います。やはり快適。


あと、旅行の際の移動手段はケチるべきじゃないなという学びを得ました。